〈イーグルズゲート〉小さな奇跡|トンビの羽と季節はずれのカンナの花

風が届けた羽と 光に咲いた花
イーグルズゲートの小さな奇跡


朝晩の空気が冷たくなりはじめた秋の入り口。
イーグルズゲート期間に入って間もないある日、
サロンの玄関先に一枚の羽が落ちていた。



鳩よりも大きく、
光を受けると金色に見えるその羽。

「トンビの羽かもしれないね」と
お客様と話して、
玄関のパキラのそばにそっと置いた。

それ以上の意味を考えることもなく、
ただ、風が何かを運んできたような静けさだけが残った。



秋の南窓に咲いた真っ赤なカンナの花|光を宿した季節外れの花



それから4日後。
サロンの台所の窓辺で育てていたカンナの苗が、
真っ赤な花を咲かせた。

夏に小さな葉がかわいくて買っただけで、
どんな花が咲くのかも知らなかったのに。



南側の光を浴びて、
葉は日ごとにのびのびと広がり、
米のとぎ汁をあげて育てていたカンナ。

もうすぐ11月だというのに、
まるで太陽の記憶を呼び覚ますように花を咲かせた。



風が届けた羽と、光に咲いた花。
どちらも自然のリズムを超えて、
やさしく私の目の前に現れた“合図”のようだった。



羽が「風のメッセージ」だとしたら、
赤いカンナは「火のメッセージ」。

どちらも、「そのまま進んで大丈夫」と
静かに語りかけているよう。



今日も南窓の光の中で、
赤いカンナが凜と咲き続けている。

季節を越えて咲く花のように、
あたたかな火が灯りつづけますように――。



イーグルズゲートの小さな奇跡 あたたかな火が灯りつづけますように



イーグルズゲートは、
11月上旬頃に太陽が蠍座の15度を通過する期間。
2025年は、10月23日~11月12日の約20日間。

テーマは、再生と変容。
古い自分を脱ぎ捨てて新しい自分へと生まれ変わる、
再生と刷新の好機とされている。

この季節は、太陽の光を浴びることで運気アップ。
空が曇っている日でも
太陽のほうを向いて新鮮な空気を吸うことを意識しよう。





▼ セルフ音叉で、あなたの日常にも小さな奇跡を。
セルフ音叉レッスン ヒーリングサロン天音の音叉講座



音と光の癒し
音叉ヒーリング・音叉セラピー
京都・木津川市ヒーリングサロン天音